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670:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、整体:カイロプラクティック、8:30~21:00まで予約受付します (2018/01/13)

葛飾区亀有、足立区、亀有整体院、阿部カイロプラクティック研究所、8:30~21:00まで予約受付します    治療においで下さい!

 

 

 

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 骨盤の歪み矯正・腰痛・頭痛・肩凝り・四十肩・五十肩・ギックリ腰・坐骨神経痛・膝が痛い・神経疲労・鞭打ち症・交通事故後遺障害・手・腕・足がシビレ・他にも効果的です。人は時間と共に劣化し・老朽化する運命です。メンテナンスによって欠陥を早期に発見したり寿命を延ばしたりするのが可能です、手技療法により、筋肉の働きを正常に戻し快適な生活を送れるよう施術致します、

経絡ライン弛緩:整体:カイロ施術;骨盤バランス調整/肩凝りの改善/頭痛・腰痛の改善/膝の改善治癒、葛飾区の皆さん、足立区の皆さん、亀有整体院へ治療においで下さい!

 

 

 

亀有整体院 阿部カイロプラクティック研究所の雰囲気(手もみ:ほぐし:整体:カイロプラクティック;22:00まで受付)

 

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670:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、亀有整体院、阿部カイロプラクティック研究所、8:30~21:00まで予約受付で

小臀筋、中臀筋、大殿筋に大きな引き攣れがどれだけ消えているか、確認していきます、無くなりました、部分的に引き攣れが有ります、残った引き攣れは反対側の長腓骨筋にアプローチして弛緩させていきます、此のよきに臀筋に引き攣れは有りますか?有りません!長腓骨筋と短腓骨筋に重なっていますから柔らかくアプローチして弛緩させていきます、確認をして引き攣れ感は有りますか?有りません!では次の患者さんを診ます、座ると右側の腓腹筋の外側に違和感が有ります、立ち上がると左側の内側ラインが引き攣れます、此の膝周辺の引き攣れが何処から発生し影響しているのか確認します、では最初に患者さんの身体のバランスを見ていきます、正面から見て肩関節は左側が高くなっています、横から見ていきますと右側と左側の関節の高さの位置が違うのが分かります、何方か前方に行っています、右側が前方に行っているのが分かります、右肩が下がって大分、肩幅が違っています、そいう事は肩甲骨の下角が左右違っています、次に脊柱を中心に左右の肩甲骨の幅を見ていきますと、脊柱から肩甲骨の内側縁は右側が少し狭く見えます、

 


669:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、整体:カイロプラクティック、8:30~21:00まで予約受付します (2018/01/12)

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669:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、亀有整体院、阿部カイロプラクティック研究所、8:30~21:00まで予約受付です

大腿二頭筋の引き攣れガ消失したかを確認していきます、二頭筋は外方に引っ張りだすようにして確認していきます、引き攣れは弱いようです、隣に有る半腱様筋に強い引き攣れが有ります、此れも同じように長腓骨筋にアプローチして弛緩させていきます、長腓骨筋を外方に圧を加えていきますと半腱様筋の違和感は変わりますか?8割は無くなります!長腓骨筋にアプローチして弛緩させていきます、第二中節骨を使いまして前面にアプローチして弛緩させていきます、ハムストリングスの身体上の類似点は三頭筋に成っていますから、この場合は三頭筋にアプローチして弛緩させていきます、ハムストリングスの違和感は有りますか?無くなりました!姿勢検査では無くなりました!股関節に有る引き攣れも無くなりました!今は左側の違和感は有りませんが右側を弛緩させておきませんと、影響を受けて悪くなりますから右も弛緩させなければなりません!右側の中臀筋を押して行きます、引き攣れが有ります、上部僧帽筋には硬結は有りません、次には長三にアプローチすると中臀筋の引き攣れは無くなりました、此れで長三にアプローチして弛緩させていきます、

 


668:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、整体:カイロプラクティック、8:30~21:00まで予約受付します (2018/01/11)

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668:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、亀有整体院、阿部カイロプラクティック研究所、8:30~21:00まで予約受付です

外側広筋に圧を加えて状態は如何ですか?何もないです!今は立位で確認をします、左だけの治療をしてきましたので右側の引き攣れは其のままです、では先ほどのポーズで何処に引き攣れが残っているのかの確認をします、内側と前面の違和感は無くなりました!しかし左側の大腿二頭筋に違和感が有ります、そうでした左側の大腿二頭筋の治療をしていません、腹臥位状態になり指腹で大腿二頭筋を押して行きます、違和感が有りましたら教えて下さい、此れが大腿二頭筋で此れが半腱様筋ですが大腿二頭筋の方ですか?此処に腱が有ります、其処に違和感が有ります、そうすると1/2からライン上に異常収縮が見られます、左側の腱は⇒左の大腿二頭筋の腱を探って引き攣れが有りますか?有りません!ありませんからライン上を見ていきます、ライン上で見ていきますと腓腹筋の腱と言うよりももっと内側ですから腓骨筋になりますね、腓骨筋に異常な違和感が有りませんか?では長腓骨筋に圧を加えていきますと、少し弱めに長腓骨筋の違和感は未だ有りますか?弱まります!此れで長腓骨筋の影響が有りますよ、という事です!神経筋は長腓骨筋にアプローチして弛緩させていきます、

 


667:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、整体:カイロプラクティック、8:30~21:00まで予約受付します (2018/01/10)

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667:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、亀有整体院、阿部カイロプラクティック研究所、8:30~21:00まで予約受付です

この場合の治療は方向性(ほうこうせい)如何(いかん)によりpoorになりますから強すぎるけれども強すぎない程度の圧の強さに注意です、確りと30秒位刺激をします、方向を間違えますとタッチしている異常な収縮は消えてくれません、次には仰臥位になりまして、先ほどの縫工筋の引き攣れが有る分けですから縫工筋の起始部に圧を加えていきます、今は引き攣れた違和感が無くなっています、この異常収取が消失しているという事は其のライン上にある大腿骨と下腿骨の間に有る先ほどの引き攣れ感は消失しておりますから今は無いです、という事で今度は外側広筋の引き攣れを確認していきます、身体上の神経筋を検索して行きます、膝の上ですから肘の上で下腿は小指側に傷害が出ています、親指側、小指側と見ていくならば腸脛靭帯は小指側になります!此処は上腕三頭筋になりますが違和感が有りませんか?有ります!圧を加えていきますと違和感が有る腸脛靭帯の引き攣れは有りませんか?有りません!上腕三頭筋に手根で刺激をしていきます、上腕三頭筋にアプローチして腸脛靭帯を弛緩させていきます、強く押して確認しますと違和感は有りませんか?無くなりました!外側広筋、大腿直筋に引き攣れ感は有りませんか?有りません!

 

 


666:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、整体:カイロプラクティック、8:30~21:00まで予約受付します (2018/01/09)

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666:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、亀有整体院、阿部カイロプラクティック研究所、8:30~21:00まで予約受付です

再三と神経筋として利用している部位を使います、上腕三頭筋長頭になりますが、目安は腕の幅、1/2に取りますね!腋窩90度の接点で1/2で又は少し外側に位置する部位になります、此れが上腕三頭筋長頭になります、此処に違和感が有りましたら言って下さい、圧は違和感が有る部位まで押して行きます、圧の方向は内側に行かないようにして垂直に真反対側に加えて行きます、此れで上腕三頭筋長頭に確りと繋がりが出来ていきます、タッチしている圧痛点の小円筋の状態は何割軽減したのか確認していきます、無くなりました!次に中臀筋に行きます、強い違和感が有ります、長頭に圧を加えて行きますと中殿筋の引き攣れは如何変化しますか?違和感は殆どありません!同じく真反対側に確りとアプローチして弛緩させていきます、強すぎない程度の強さですね!起立筋、最長筋、腰方形筋、腰筋全体⇔上腕三頭筋長頭、次には股関節の上で臀筋の違和感が有ります、此れは上腕三頭筋長頭にアプローチして弛緩させていきます、刺激は真反対側に確りとしませんと、刺激の方向いかんによって中殿筋に引き攣れた違和感が必ず残ります、残ってしまうと別の神経筋を検索しなをすことになります!

 

 


665:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、整体:カイロプラクティック、8:30~21:00まで予約受付します (2018/01/08)

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665:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、亀有整体院、阿部カイロプラクティック研究所、8:30~21:00まで予約受付です

上部僧帽筋の引き攣れは最長筋と菱形筋にアプローチして操作が終ります、七割が消えて無くなりました!圧は強すぎても危険が伴いますから加減をしながら患者さんに聞きながら強弱を確認しながら大圧をしていきます、圧は弱すぎても反応しませんからタッチしている上部僧帽筋は弛緩することは有りません、確認していきますと今はどの位硬さが軽減しましたか?半分位です!次に肩甲骨内の棘下筋から外側をしごきますと酷い引き攣れを感じます、上部僧帽筋の違和感は有りますか?有りません!では小円筋にアプローチして弛緩させていきます、違和感が有りましたら言って下さい、患者さんの筋肉質は強いので第2中節骨で捻り圧を使いシゴイテいきました、30秒位しましたら半分残っている上部僧帽筋の異常収縮が更に何割軽減したか確認していきます、圧を加えてシゴキ何割軽減しますか?残りません!次に小円筋の異常というのは身体上は腸骨と関係が有りますから先ほど、小臀筋とか中殿筋に異常な収縮が有りました、という事は肩甲骨内の小円筋を弛緩させなければならないという事が理解できます、小円筋の引き攣れを弛緩させる操作にアプローチしていきます!

 

 


664:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、整体:カイロプラクティック、8:30~21:00まで予約受付します (2018/01/07)

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664:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、亀有整体院、阿部カイロプラクティック研究所、8:30~21:00まで予約受付です

内側の違和感の場所は縫工筋であり、その部位を押して行きますと違和感が有る処は大腿骨と下腿骨の境目に有りまして半月板などの問題が起きる場所でもあります、引き攣れが有ります、問題が有りますから、では縫工筋かな~というクレッションマークにして、縫工筋の起始部を押して行きますよ!膝の違和感は有りますか?違和感は消えています!という事で縫工筋に引き攣れが有るという事が分かりました、それに基ずいて治療をしたいと思います、であるから左の下肢の引き攣れというのは縫工筋の引き攣れで停止部近くの違和感である、縫工筋も中臀筋や内側広筋、大腿二頭筋の重なる関連筋は僧帽筋からの影響で左の膝に引き攣れを作り出しているという事になります!では患者さんを楽な姿勢にして上部僧帽筋の引き攣れが下肢まで影響している左の膝痛であるという、僧帽筋から治療に入りますから違和感が有りましたら言って下さい、上部僧帽筋と肩甲挙筋の接点になりますね!アプローチして行きます、最長頸筋であり此処は菱形筋でもあります、違和感が有りましたら言って下さい、其処に違和感が有ります、

 

 


663:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、整体:カイロプラクティック、8:30~21:00まで予約受付します (2018/01/06)

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663:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、亀有整体院、阿部カイロプラクティック研究所、8:30~21:00まで予約受付します

何十年と膝が腫れていて曲がらず、正坐は出来ません!それから内側に違和感が有ります、其れから歩く時、外側に違和感が有ります、外側広筋に違和感があります、また内側広筋の真裏である大腿二頭筋の腱辺りに違和感が有ります、と言う事は前面と背面の関係による引き攣れの相乗関係が見られることです、歩いていると股関節にも違和感が有ります、確認しますと大転子の上に引き攣れ感が有りましたら言って下さい、腸脛靭帯に違和感が有ります、小臀筋に圧を加えますと違和感が有りますか?有ります!この部位は大転子の上になります、大転子に引き攣れ感がありますし、その後ろを押しますと此処にも違和感があります、此れは中殿筋になります、中臀筋にも引き攣れ感が有ります、この様に確認していきますと違和感が存在しているラインが見えてきましたね!それでは小臀筋、中臀筋の違和感が有りますので関連する、組織筋である僧帽筋の確認をします、上部僧帽筋の引き攣れを確認しました、此の部位にアプローチしますと中殿筋の違和感は無くなりました、という事は肩に強い硬結を弛緩させなければ中殿筋の引き攣れは治らないという事になります!

 

 


662:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、整体:カイロプラクティック、8:30~21:00まで予約受付します (2018/01/05)

葛飾区亀有、足立区、整体、カイロプラクティック、8:30~21:00まで予約受付します、葛飾区の皆さん、足立区の皆さん、    亀有整体院へ治療においで下さい!

 

 

 

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662:膝関節の治療 : 葛飾区亀有、足立区、亀有整体院、阿部カイロプラクティック研究所、8:30~21:00まで予約受付します

臀筋の異常な収縮は股関節の可動域に関係して来る分けですね!であるから膝の治療には臀筋、お尻の筋肉を確りと弛緩させなければなりません、特に股関節の周囲筋で小殿筋は硬結の塊です、そして中殿筋を確りと弛緩させていく事が大事になります、すなわち膝の異常が軽減される、その事の影響の分だけ軽減するはずです、であるから膝関節と股関節の関係を理解する事ですね!患者さんを治療する場合でも同じでは無く色々なパターンが有ります、あくまでも検査によるって、その患者さんの膝痛はどういう関係が有るのか?単純に考える分けには行きません!十人が十人皆さん、治療の操作が同じでは無いです、ですからその都度、姿勢検査によって治療点を探索していく事が大事になりますが、但し膝関節と股関節の関係を頭に入れておく必要があります!左の膝に違和感を訴える患者さんがいます、ではどの様な時に違和感を訴えるのか?この方の膝の引き攣れはどの様な関係で筋肉、関連筋との関係は姿勢検査によって引き攣れ状態を探して行きたいと思います、左側の膝の違和感はどの様なポーズで引き攣れを感じますか?正坐が出来ません!

 


パーキンソン病・パーキンソン症候群誰でもなる可能性があります。リツイート (2018/01/04)

葛飾区亀有、足立区、亀有整体院、阿部カイロプラクティック研究所、8:30~23:00まで予約受付します

 

 

 

パーキンソン施術

 

誰でもパーキンソン病になる可能性がある?!

パーキンソン病は、脳神経系の病気の中でもっとも患者数の多いもののひとつです。
日本全国で10万人以上の患者が存在すると思われます。
残念ながらパーキンソン病の原因はいまだに詳しくわかっていません。
そのため完治は難しい病気です。

 

 

加齢とパーキンソン病の関係

実は年を取ると誰でもパーキンソン病になる可能性があります。
多くの研究から10歳年を取るごとに平均10%程度のドーパミンニューロンが死んでいくことがわかっています。
大体正常の20%位にドーパミンニューロンが減ってしまうと症状が出ると言われています。

単純に、20歳のときを100%だとして計算すると、100歳で私たちの殆どがパーキンソン病になることになります。
実際、私たちが持つ「お年寄り」のイメージを極端に表現すると、パーキンソン病患者そっくりになります。
万事がスローで、物覚えが悪くなり、ちょっと前かがみになって歩き、転びやすく、震えが来たりするのはドーパミンが減少していることと無関係ではありません。

そういう意味でいえば、パーキンソン病は一部の不幸な人の病気ではありません。
私たちが元気で活動的な老後を送るためにも、パーキンソン病の原因を突き止めることは重要なことなのです。

 

 

パーキンソン病

パーキンソン病ってなに?

パーキンソン病は、19世紀のはじめに、イギリスのジェームズ・パーキンソンという医師が最初に報告したことから、この名前がつきました。

パーキンソン病は、まず手足のふるえが50歳過ぎごろから目につくようになります。
そして、ゆっくりとし病状が進行するのが普通です。

パーキンソン病の一般的な経過は体の片側から症状が始まる場合が多く(1度)1~2年で両側(2度)そしてバランスが悪くなり(3度)進行すると介助なしでは日常生活ができなくなり(4度)ついに寝たきりになる(5度)こともあります。

しかし、40歳前に発症する若年性パーキンソン病や、70歳を過ぎてからの発病もあります。
病気の進行具合も、比較的早い場合もあれば、10年以上たってもあまり悪化しない場合もあります。
パーキンソン病は治療の進歩が著しく、一般には天寿をまっとうできる病気です。

 

 

基底核の神経細胞が減り、運動失調に

基底核というのは、体のバランスをとったり、運動を調節するのに重要な役割をしています。
中脳黒質(こくしつ)という部分があり、ここの神経細胞ではドーパミンという重要な神経伝達物質をつくって基底核に連絡します。
パーキンソン病になると、この神経細胞が減ってドーパミンの産生が少なくなります。
そして、神経間の情報伝達がうまくいかなくなり、運動が下手になるのです。
しかし、黒質細胞がどうして減るのか正確な原因はわかっていません。

 

ふるえ・固縮・無動・バランスの悪さが出る

パーキンソン病になると、ふるえが出ます。それとともに四肢の筋肉がかたくなります。
筋肉がかたくなってしまうと関節の動きも円滑でなくなり、無理に動かすと歯車のようなガクガクした動きになります。
運動の速さは低下し、運動の量も減り、じっとしている傾向が目立ちます。

この「手足のふるえ(振戦)」、「筋肉のこわばり(固縮)」、「動きが乏しくなる(無動)」、「バランスが悪くなる」という4つの症状がこの病気の特徴です。
これらに伴い無表情、低い声、言葉の不明瞭さ、字がうまく書けない(小字症[しようじしよう])、動作開始の遅さ、姿勢を保つことの困難さ、歩きにくさなどが出てくることになります。

 

パーキンソン症候群ってなに?

原因がわからないことを医学用語では「特発性」といいますが、特発性にパーキンソン症状が出る代表がパーキンソン病です。
このほかには、線条体黒質変性症(せんじようたいこくしつへんせいしよう)、進行性核上性麻痺(しんこうせいかくじようせいまひ)などの難病があります。

これに対して、何か原因がある場合、例えば多発性脳梗塞(たはつせいのうこうそく)などの脳の血管障害でも同じような症状が出ます。
また、いくつかの薬の副作用でパーキンソン病と同じような症状が出ることもあります。
このように、パーキンソン病のような症状があらわれる疾患を総称し、パーキンソン症候群といいます。
代表例を表にまとめてみました。薬で起こるパーキンソン症状というのは意外に多いので注意が必要です。

 

 

 

パーキンソン症候群

特徴

症候性

原因があるもの

脳血管障害性

歩行障害、軽度痴呆症、嚥下障害を伴う。

頭部MRIで血管障害を確認できる。L・ドーパは無効

薬物性

原因薬剤の服用。歩行障害で発症することが多い。

臨床症状はパーキンソン病と区別がつかない場合がある

変性疾患

原因不明のもの

レビー小体型痴呆

パーキンソン病の症状と痴呆症状をあわせもつ

線条体黒質変性症

L・ドーパの反応が悪い。

頭部MRIにて特徴的な所見がある

進行性核上性麻癖

転びやすい。嚥下障害(よくむせる)。眼球運動障害。

ジャイ・トレージャー症候群

自立神経障害(起立性低血圧)が強い

線条体黒質変性症、ジャイ・トレージャー症候群、および脊髄小脳変性症のオリーブ橋・小脳萎縮症をまとめて多系統萎縮症という。
3疾患とも進行すると、パーキンソン症候群、自律神経症状、小脳症状を呈する。

 

 

早期パーキンソン病の治療

残念ながらパーキンソン病の原因はいまだに詳しくわかっていません。
そのため完治は難しい病気です。
しかし、脳内で不足しているドーパミンを補うことで症状が軽くなることが分かっています。

ドーパミン自体を飲んでも脳内に達しないので、L-ドーパという前駆物質を服薬します。
L-ドーパは脳中でドーパミンに変化します。現時点では、これがもっとも理にかなった治療だといえます。
しかしL-ドーパ製剤は長期服薬すると効果が減弱し、症状に日内変動(よくなったり、悪くなったり)が見られたり、ジスキネジアといった不随意運動(自分の意志に関わりなく身体が動いてしまう症状)が出現するようになったりします。
このため、高齢者や認知症(痴呆症)の合併者以外は、まずほかの薬(抗パーキンソン薬)で治療をすることが必要です。

 

早期パーキンソン病の治療ガイドライン

日本神経学会ではパーキンソン病の治療ガイドラインを発表しました。

 

早期パーキンソン病の治療ガイドラインのポイント

  1. 高齢者(ひとつの目安として70~75歳以上)および認知症(痴呆症)の合併患者以外はドパミンアゴニストから開始する。

  2. ドパミンアゴニストで関心が強い場合や十分な効果が得られない場合はL-ドーパを併用する。この2種類でも症状の改善が不十分な場合は、抗コリン薬または塩酸アマンタジンを併用する。

  3. ドパミンアゴニストを使用する際はドンペリドンを併用するとスムーズに誘導することができる。

  4. L-ドーパを開始する場合モノアミン酸化酵素B阻害薬を同時に併用してもよい。

  5. 治療期間が長くなる若年者の場合、抗コリン薬あるいは塩酸アマンタジンで数年間の治療が可能であれば、L-ドーパ開始を遅らせることができる。

  6. L-ドーパ(DCI合剤)は、L-ドーパが脳に入る前に分解されにくく工夫された薬物。L-ドーパといえば、通常この合剤のことが多い。

 

抗パーキンソン薬について

ドパミンアゴニスト

脳内でドーパミンを受け取る部分であるドーパミン受容体を直接刺激することで、パーキンソン病の症状を軽減する、ドーパミンもどきの薬といえる。

 

抗コリン薬

パーキンソン病では、脳(綿条体)の中でドーパミンが少なくなることにより、相対的にアセチルコリンという物質が優位に立つと考えられている。このアセチルコリンを抑えることで、パーキンソン病の症状を緩和させる。

 

塩酸アマンタジン

A型インフルエンザウイルスの治療薬。脳細胞を刺激してドーパミンの分泌を活発にする。

モノアミン酸化酵素B阻害薬

ドーパミンの分解を阻害し、作用時間を延長する。

 

ドロキシドパ

脳内でノルアドレナリンという物質に変わる。パーキンソン病の進行期にみられるすくみ足に有効な場合がある。

 

進行期パーキンソン病の問題点

ふるえ(振戦)、固縮、無動症、バランスの悪さに加えて、パーキンソン病では、進行してくるといろいろな症状が現れます。
歩行の第一歩が出にくくなり、歩幅が狭く小刻みになります。
また、狭いところや方向転換時に、すくみ足がみられるようになります。
このすくみ足は、「1、2、1、2」と声をかけたり、床に歩幅に合わせてテープを貼ってあげるとしばしば解消されます。

パーキンソン病に対する外科治療

パーキンソン病の治療は薬物によるのが基本ですが、薬物による治療が難しい場合、特に薬剤抵抗性のふるえ(振戦)や抗パーキンソン薬による副作用の不随意運動(ジスキネジア)に対しては、専門医による外科的治療が行われています。
大脳基底核の中の特別な部分を温熱凝固する方法(破壊術)と、電極の埋め込み(脳深部刺激療法)を行う方法などあります。しかし、これを行える施設はごく限られているのが現状です。

なお、外科的治療とは言えども、あくまでも症状をとるものであって、パーキンソン病そのものをを完治させるものではありません。

 

「ドーパミン」とは一体どんなものなのでしょうか?

ドーパミンは神経伝達物質で、アドレナリン・ノルアドレナリンの前駆体です。
簡単に言うとすると、「快感や多幸感を得る」、「意欲を作ったり感じたりする」、「運動調節に関連する」といった機能を担う脳内ホルモンのひとつです。
パーキンソン病はドーパミンの不足によって起こりやすくなります。

 

ドーパミンってなんだ?

脳の中にはおよそ1兆個の神経細胞がありますが、そのなかにはドーパミンにしか反応しない神経も存在します。
この神経は快感を伝達する神経といわれいて、「ドーパミン作動性神経」と呼ばれています。
ドーパミン作動神経は主に快感を得たときに活躍する神経なのですから、逆を言えば、ドーパミンを分泌させること=快感を得ることでもあるのです。

ドーパミンは交感神経節後線維や副腎髄質に含まれるノルエピネフリンやエピネフリン(ホルモンの一種)という物質とともに生体内アミンの一種であるカテコラミンという物質のひとつです。
私たちの食べ物の中に含まれるフェニルアラニンやチロシンというアミノ酸がチロシン水酸化酵素によってドーパになり、それがドーパ脱炭酸酵素の働きでドーパミンになることがわかっています。

このドーパミンはさらにドーパミンβ水酸化酵素という酵素でノルアドレナリンになりますし、これはさらにエピネフリンに変わります。
ですから、1950年代まではドーパミンはノルエピネフリンやエピネフリンの単なる前駆物質で、それ自体はとくに生理的な仕事はしていないだろうと一般に考えられていました。

ところが、1959年になって大阪大学の佐野勇教授らがドーパミンは脳にもノルエピネフリンと同じくらいたくさん含まれていて、その脳内分布はノルエピネフリンとは全く違って「大脳基底核」という脳の部位に局在していることを発見され、実はドーパミンは脳で神経伝達物質として独自の仕事をしていているのではないか、多分運動の制御に深く関る物質なのではないかと考えられるようになってきました。

実際、1960年エーリンガーとホーニキーヴッツはパーキンソン病の患者さんでは大脳基底核の中の「線条体」という場所のドーパミンの量が非常に少ないことを確認し、1961年にはビルクマイヤーとホーニキーヴッツはドーパミンの前躯体であるL-ドーパを患者に静注して、注射後数分以内に動くことのできなかった患者さんが立ち上がって歩きだしたことを報告しています。

 

ドーパミンの性質

交感神経節後線維や副腎髄質に含まれるノルエピネフリンやエピネフリン(ホルモンの一種)という物質とともに生体内アミンの一種であるカテコラミンという物質のひとつです。生体内でチロシン由来のドーパから合成されるほか、ノルアドレナリンやアドレナリンの前駆物質にもなります。

 

ドーパミンが多量に出ているとお腹がすかない

「趣味に夢中になってしまって、食事をわすれてた!」こういう経験はありませんか?
人間は、快感を得ているときや、精神活動が活発に働いて物事に集中しているときには空腹感を感じません。

たとえば・・・
映画を見てとても感動しているとき
スポーツの試合をしているとき
自分の好きな趣味に夢中になっているとき
好きだよと告白されたとき
片思いをしている相手のことを想像しているとき
など

ドーパミンが多く分泌されれば、食欲が抑制されます。そのため、ダイエットにも非常に有効だといわれています。

 

ドーパミンはどういう時に分泌されるの?

人間はドーパミンを分泌させることを目的として生きているようなもので、ドーパミンは“生きる意欲を作るホルモン”ともいわれています。極端に言い換えるならば、人間はドーパミンを分泌させることを目的として生きているのかもしれません。

人間がこのような感覚を持つとき、ドーパミンが多量に分泌されます。

 

「がんばるぞ!」

意欲が出ているとき

「うれしいなぁ!」

誉められて気分が爽快のとき

「やった!」

合格して喜んでいるとき

「素晴らしい!」

絵を見て感動しているとき

 

ストレスで増えるコルチゾル 快感で増えるドーパミン

精神的ストレスを感じると、ヒトはコルチゾルというホルモンを分泌させます。
これは脳内のあらゆるホルモンの活動性を低下させるといわれています。
当然のことながら、ストレスはドーパミンの分泌を低下させます。
しかし、快感を得ているときにはストレスホルモンであるコルチゾルは分泌されないのです。
快感を得る(感じる)ホルモンの代表格はドーパミンです。
結局、ドーパミンを分泌させておくことができれば、コルチゾルの分泌を防ぐことができるというわけです。

 

ドーパミンを増やすには?

快感や幸福感をつかさどるドーパミンを増やすには、「新しい刺激」「はじめての感動」といったものが大変有効です。
また、マイナス思考よりもプラス思考であるほうが、ドーパミンの分泌量は多いといえます。

 

新しい道を歩いてみる

「新しい刺激=はじめての経験」は脳を活性化させます。いつもと違うルートを使って会社に行くだけでも、脳は「新鮮さ」という快感を得ます。
しかし、いつも違うルートで通うとなると、時間通りに目的地に付けない不安(マイナス要素)が発生します。
だから、ヒトはたいてい同じ道を通り、予定通りに動こうをします。
もしいつもと違うルートで会社に行くとすれば、時間的にゆとりが必要です。
そのために苦手な早起きをしなくてはなりません。
これが「マイナス要素からプラス要素を見出すこと」です。
そういう労力をかけてこそ、新鮮さという脳へのご褒美を作ることができます。

 

スポーツをする

たとえば、スポーツの試合中に「うつ」の気分でいることは不可能です。
これはドーパミンが出ていることの裏返しです。
つまり、沈んだ気持ちも回復させてしまうほど、ドーパミンには影響力があるということです。
スポーツであればなんでも構いません。
1人でするマラソンでも、2人でするテニスでも、大勢でする野球でも、何でもいいのです。
また、軽い体操などでも快感を覚えることができれば十分です。
カラダを動かしたという満足感や、仲間と楽しく過ごせたという幸福感が脳を刺激し、ドーパミンをより一層分泌することになるのです

 

新しい店を開拓する

洋服店でも飲食店でも何でもかまいません。
まだ一度も行ったことのないお店をどんどん開拓していきましょう。
もちろん新しいお店にははずれも多いでしょう。
ですが、ここでは当たりはずれを探す作業ではなく、「新しさに触れよう」とする姿勢が重要なのです。
ドーパミンは新しいものと触れ合うときに多量に分泌されるホルモンです。
ですから、新しいことに怖がらず、何事にも前向きに行動してみましょう。

 

何かに応募する

あなたが普段している趣味のコンテストでもいいし、映画試写会の抽選のはがきでも懸賞でもなんでもかまいません。
何かに応募すれば、それがどのような結果になるかドキドキワクワクしますよね。
この感覚がドーパミンを分泌させます。
ワクワクするものを増やせば、ドーパミンもより多く分泌されます。
ですから、応募の数は多ければ多いほどいいでしょう。ある程度の数の応募を繰り返せば、どこかで当たりを引きます。
そのときの喜びはひとしおでしょう。
ただし、当たらなかったときに挫折感を味わう可能性もあるので、あまり過度な期待は禁物です。

とにかく出かける

外に出る気力があるという時点で、すでにドーパミンが分泌されています。
玄関の外には様々な刺激が溢れています。
まずは「外出しよう」という気持ちが大切です。
自分から友だちを誘って外出する精神と、誘われたら断らない精神を持つこともポイントです。
友だちを誘ってのショッピングや、誘われた場合にそれにつきあうことは1人でいるよりも気分が上向きになります。

 

髪型やメイク、ファッションスタイルを変えてみる

自分が変身することはかなり勇気が必要です。
思いきってスタイルを変えたときには「人にどのように言われるのだろうか?」見られるのか? そのときなんて言おうか?などと考えるものです。
このワクワク感がドーパミンを分泌させるのです。
ダイエットして美しくスリムに変わろうとするくらいですから、このくらいの変身意欲が欲しいものです。

などなど、挙げればきりがないですが、快感やときめきを自分に与えるためにはかなりの努力が必要であることがわかります。

 

ドーパミンは脳のどこで作られるか?

ドーパミンを産生する神経細胞(ドーパミンニューロン)は脳の中でいくつかのグループを作っていることがわかっています。
その中でも今回の公開講座と関係して重要なのがA9という番号がついている「黒質緻密部(こくしつちみつぶ)」という部位にあるドーパミンニューロンとA10の「腹側被蓋野(ふくそくひがいや)」にあるドーパミンニューロンです。
両方とも脳の深部にある脳幹という所に隣り合って存在し、長い突起(軸策と言います)を線条体に伸ばしています。
正確には線条体の背側にA9から、腹側の線条体(これを別名側坐核(そくざかく)とも言う)にはA10からドーパミンニューロンの軸策が伸びています。
軸策の末端にはシナプスという構造があって、そこからドーパミンを放出するので、線条体でドーパミンが多くなるというわけです。
パーキンソン病の患者さんでは、黒質緻密部にあるドーパミンニューロンが死ぬために線条体で放出されるドーパミンが少なくなって無動、固縮、振戦といったパーキンソン病特有の運動症状を生じるわけです。

 

神経伝達物質としてのドーパミン

脳はニューロン(神経細胞)とそれを養うグリアから構成されています。
ニューロン同士は互いに神経突起(軸策と樹状突起)を出し合って、信号をやり取りしています。
その信号のやり取りはニューロンとニューロンの間にあるシナプスという接合部で行われます。電気信号がシナプスに伝わると、シナプスでは化学物質が放出されて、信号を次のニューロンに伝えるわけです。
ドーパミンはそういう化学物質のひとつです。放出されたドーパミンは受け手のニューロンの膜にある受容体(この場合はドーパミンがくっつくのでドーパミン受容体といいます)というたんぱく質にくっつきます。
ドーパミン受容体には現在5種類あることがわかっていますが、ドーパミンがこれに結合するとニューロンに電位変化が起こったり、細胞内の情報伝達系が動いてさまざまな変化を受け手のニューロンに引き起こします。
役目を終えたドーパミンはまた神経末端のシナプスにあるドーパミントランスポーターというたんぱく質によって取り込まれて再利用される仕組みになっています。

 

 

ドーパミンニューロンってなに?

ドーパミンニューロンは大脳基底核とそれに指令を与える大脳皮質、特に前頭前野(ぜんとうぜんや)や帯状回(たいじょうかい)などに枝を伸ばしてドーパミンを分泌します。
そこでは技能を磨いたり、次第に行動を習慣化したり、そのような個々の行動をどのような順番に組み合わせて行動を起こすかを企画したり、戦略を練ったりする働きをしています。

 

ドーパミンの働き

私たちが日常何かをするときには、意識するしないに関わらず、必ず何らかの動機がその行動の背後にあります。
ものを食べたり、ゲームをしたり、勉強をしたり、スポーツをしたり、溝に落ちないように道路を歩いたり、あるいは朝起きて顔を洗うといったごく日常の習慣にも、当然何らかの動機があります。ドーパミンニューロンはそのような行動の動機付けに関連して活動を増すことがわかってきました。

私たちのまわりで起こるさまざまな出来事がいいことであれ、嫌で危険なことであれ、とにかく自分にとって意味があり、何らかの行動を引き起こすような場合には、必ずドーパミンニューロンが活動しています。
つまり、私たちは周囲の環境にに適応し学習しながら、生活するすべを会得していきます。
言ってみれば人生は学習の連続です。ドーパミンはそのような学習の強化因子として働いているのです。

 

ドーパミンの主な作用、心筋への作用

 

利尿作用を促す

 

 

ドーパミンが減るとどうなるか?

ドーパミンニューロンが減少してドーパミンが少なくなると、立ち上がって歩こうと思っても、身体がすくんでしまって、どういう順番に筋肉を動かしていいかわからなくなったり、身体が震えたり、運動そのものができなくなってしまいます。
その状態をパーキンソン病とか、パーキンソン症候群といいます。

また、物覚えが悪くなったり、忘れっぽくなったり、万事がゆっくりになって反応が鈍くなり、集中力や注意力も失われ、無力感、無気力になったりします。
また、次第に人と交わるのも嫌になり、社会から離れていきます。そのような状態になると、皮質下痴呆と呼ばれます。

何でドーパミンがなくなるとそのような症状が出るのでしょうか。
それは、神経回路の情報処理に異常が起こるからです。
パーキンソン病の場合、ほぼドーパミンニューロンだけが死んで他の神経細胞は正常のままです。
その結果、他の神経伝達物質との間にアンバランスが生じます。
最近の研究によると、ドーパミンが減ることでアセチルコリンを産生放出するコリナージックニューロンの活動そのものに異常が起こることが分かってきています。
要するに、ひとつ異常が起こると次々と連鎖的に他の神経細胞にも影響を及ぼしていくわけです。

 

ドーパミンが少なすぎると・・・(欠乏症)

パーキンソン病/精神病/物忘れ/無気力/集中力が低下する/注意力がなくなる/物覚えが悪くなる

 

ドーパミンが多すぎるとどうなるか?

ドーパミンが多くなりすぎるのも良くありません。
幻覚やパラノイア(※1)が起こったり、発話や運動をコントロールできなくなって、奇妙なことや恥ずかしいことを思わずやってしまったり口走ったりします。
また、不必要とわかっていながら同じ行動を反復する強迫神経症になったりします。

薬物依存もドーパミンに関係しています。
麻薬やコカイン、アンフェタミンなどの覚醒剤やタバコなどはドーパミンを増やす効果があるため、その行動そのものが動機となって強化されます。
その結果、精神依存を作り出し、やめたくてもやめられなくなります。
脳から見ると、タバコも覚醒剤も殆ど同じ作用があると言っていいことが明らかになっています。

※1:パラノイア=偏執病・妄想症。統合失調症(精神分裂病)の陽性症状。

 

 

ドーパミンが多すぎると・・・(過剰症)

幻覚・妄想/パラノイア/統合失調症/強迫神経症/異行/おちつきがなくなる/力加減がわからなくなる

 

 

 

麻薬とドーパミン…MPTP物語

麻薬そのものがドーパミンと深く関わっているのは事実で、麻薬とドーパミンは切っても切れない仲にあります。
パーキンソン病研究を飛躍的に発展させたのも、ある意味で麻薬中毒患者たちの功績だといえるかもしれません。

麻薬の常習者たちは自分で麻薬(メペリジン類似物質)を合成して、自分に注射を打ったり、商売をしたりするのですが、麻薬合成の際に、中にMPTPという不純物が混じってしまいました。
これは注射すると血液脳関門を通過してグリア細胞の中でモノアミン酸化酵素(MAO-B)によってMPP+に変換されます。
さらにドーパミントランスポーターによってドーパミンニューロンに取りこまれるため、ドーパミンニューロンを殺してしまいます。
MPP+は細胞内のミトコンドリアに集まりNADPHデヒドロゲナーゼ(複合体I)という酵素を阻害し、細胞のエネルギーであるATPの生成を阻害するのです。
1983年、ラングストンは次々と若い麻薬中毒患者がパーキンソン病そっくりになって病院に担ぎ込まれるのを見て、MPTPが原因物質であることをつきとめました。

 

このMPTPはヒトやサルなどの霊長類できわめて感受性が高く、高齢になるほど高度で不可逆的な障害を引き起こします。
人工産物であるMPTPがほぼ完璧なパーキンソン病を作り出すことがわかったため、パーキンソン病の原因となる物質が私たちの環境にあって、知らず知らずのうちに摂取していることがパーキンソン病の原因なのではないかと考えられるようになりました。

これまで、食物の中に含まれるTIQ類やカルボリン類などの物質が注目されましたが、残念ながら原因物質としては今のところは否定的です。
また原因物質が何であれ、MPTPの代謝から類推してMAO-B阻害剤や酸化防止剤などがパーキンソン病の進行を遅らせるのではないかと期待されましたが、これもはっきりとした結果は得られませんでした。

最近、殺虫剤に含まれるロテノンという物質をラットに注射しつづけたらパーキンソン病そっくりの病態を作り出すことに成功したという報告が出て、今脚光を浴びているところです。
いずれにしても、何らかの遺伝素因のある人が環境の何らかの物質に長い間暴露される結果パーキンソン病が発症するというのが現在の定説になっています。

 

 

 


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